Philosophy

既成の婚礼でありたくない。そんな願いから、ル・ポワン・ダリアンスは誕生しました。婚礼とは、お二人にとってかけがえのない人生の瞬間。その大切な舞台であるべき式場がいま、効率と合理化によって穢されています。多くの会場が一日に何組もの挙式をこなすためにしている工夫。それは花嫁同士が出会わないための目隠しを設けることであり、細かい時間調整を駆使して多くの挙式をこなしていくことです。本来、厳粛であるはずの婚礼が、このように業務的に執り行われている現状にわたしどもは戸惑いを禁じ得ません。ル・ポワン・ダリアンスでは、祝祭の儀式を、神聖で厳かなものだと考えます。影となりお手伝いする立場である式場のスタッフが、淡々とタイムスケジュールに追われているようでは、それがたとえ目に見えずとも、何か大きなものを失っている気がしてなりません。ですから、わたしどもはまず、環境を整えることからお手伝いを始めることに致しました。それは、年間の挙式数を80組までと定め、一日に一組の挙式しかお受けしないことです。わたしどもがお手伝いの体制を整えることで、お二人ときちんと向かい合い、お話を伺い、ご希望を形にまで整える準備ができます。そして、その日一日をお二人のためだけに全力で尽くすことができます。確かに、業務的には優れたことではないでしょうが、理念が歪めば業務も歪みます。わたしどもはこの先100年を超えて、多くの幸せな光景を見続けることを選択します。